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Q.学生時代について教えてください
学生時代はアルバイトをしたり、友人と大学終わりにご飯を食べにいったり、ライブに行ったり、旅行をしたりとかなり私生活も楽しんでいたと思います。しかし、やはり勉強は大変だったので試験期間や実習が近づいてきたタイミングでは自分なりに頑張って勉強していました。切羽詰まると友人と深夜まで勉強することもありました。特に、国家試験が近づいてきたときは人生で一番気合を入れて勉強したことを覚えています。正直勉強は得意ではなかったので当時は苦しかったですが、今となってはいい思い出です。
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Q.作業療法士になろうと思った理由を教えてください
母がお世話になったことが私の中でのターニングポイントだったと思います。当時の母は全ての日常生活動作を行うことが難しい状態だったのですが、リハビリのおかげである程度言語を介しての意思疎通ができるようになり、移乗時の協力動作もかなりできるようになりました。中でも特に感動したことが自力で箸を使用して食事が出来るようになったことです。これは人間としての自尊心にも関わってくることだと個人的には考えています。このことがきっかけで日常生活動作の重要性を知り、作業療法士という職業を志すようになりました。
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Q.病院から老健に異動してきて、感じた違いを教えてください
病院では発症してすぐの患者様を担当することが多いのですが、老健では回復のピークがすぎた状態の利用者様を担当することになります。その分病院とはまた違った視点を持って目標を設定する必要があります。利用者様のリハビリに対してのニーズや想いも個人によって大きく幅がある印象です。機能維持を目標に穏やかに過ごすことを願う方もいれば、自宅復帰するためにリハビリへのモチベーションが非常に高い方もいます。どんなリハビリを提供することが利用者様のモチベーションに繋がるのか日々考えながら業務に取り組んでいます。
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Q.現在の仕事内容を教えてください
入所リハビリを担当しており、リハビリ以外ではカルテをはじめとした書類業務を行っています。また委員会にも参加しています。
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Q.仕事のやりがいや面白さを教えてください
利用者様に「あなたのおかげで楽になったよ」「いつもありがとう」等の言葉をかけられたときは、これからも精進していこうというやる気がわいてきます。やはり、利用者様に少しでも貢献できたと感じられたときの喜びは何事にも代えがたいです。
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Q.休日の過ごし方を教えてください
買い物をしたり、友人とランチにいったり、ライブに行ったり、わりと外出することが多いです。
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Q.実際に勤務してみて、ウエストケアセンターのいいところを教えてください
規模が大きすぎないので他職種やリハビリ科内での連携が取りやすいところです。教育体制についても非常に手厚く、質問等しやすい環境が整われており、疑問が生じた際にはすぐに報告し、共有することで試行錯誤しながら解決することができています。立地・環境面でも豊かな自然に囲まれた土地で、利用者様も「綺麗な場所だね」と気に入っている方が多く、魅力的な点だと感じています。
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Q.今後の目標を教えてください
今後、個のセラピストとして強みを持てるよう、より専門的な分野への知識を深めていきたいと考えています。勉強会にも継続的に参加していきたいです。利用者様の笑顔を引き出せるような、個人に寄り添ったリハビリを提供していきたいと思います。
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Q.就職活動をしている学生のみなさんにメッセージをお願いします
入職して感じたことは本当にいろいろな背景の人がいて、人それぞれのキャリアがあるということです。なんとなくで決めるのではなく、自分がどのようなセラピストになりたいのか、どのような道を歩んでいきたいのか、どんな雰囲気の職場があっているか、どんなことを学びたいのか、熟考して決めた内容であれば後悔することはないと思います。是非、この機会に自分と向き合ってみてください。老健では老健でしか学べないことが山ほどあり、日々私も刺激を受けています。老健に興味がある方はぜひ一度見学に来ていただければと思います。